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大犬の陰嚢の工夫

今朝は雪。その後は晴れましたが、冷たく強い風が吹き荒れています。
きょうの最高気温は2℃でした。

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こんな寒い日でも、セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)の花は開いています。
しかし、オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)は、↑この通り閉じています。
セイヨウタンポポは光に反応して、明るくなれば開き、暗くなれば閉じます。
一方、オオイヌノフグリは温度に反応するので、温かければ開き、寒ければ閉じます。
こんな寒い日は昆虫は飛び回りませんので、理にかなっています。

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↑先日のポカポカ陽気の日のオオイヌノフグリです。
「大」という字が付きますが、花の直径は7mmほどの小さな花。

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雌しべ1本、雄しべ2本、花びら4枚の単純な構造です。
でも、あなどれません。

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花をアップしてみます。中央に黄色っぽい蜜が溜まっているのがわかります。
4枚に見えた花びらも、実は元のほうで1つにつながっている合弁花です。
そして、花の中心部には細かい毛が内向きに生えていて、蜜が漏れないような構造になっています。
濃い紫色のラインは「花の中央に蜜があるよ!」と昆虫たちに知らせる蜜標(ハニーガイド)です。
こんな小さな花にも、子孫を残すための数々の工夫が隠れていました。

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丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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