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丸葉縷紅は自家受粉?

道端に濃いオレンジ色のマルバルコウ(丸葉縷紅)の花が咲いています。
フェンスなどに絡みついて伸びるヒルガオ科のつる植物です。
花は小さなアサガオのような形で、五角形です。

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熱帯アメリカ原産で、江戸時代の末期に観賞用に渡来したそうです。
アサガオのような果実ができて、その中の種子で殖えていきます。
繁殖力が旺盛で、西日本ではかなり広がっているようです。
温暖化の影響で東北にも徐々に進出しているとか。

IMG_5815_20200918143709165.jpg

雌しべ1本、雄しべ5本。
雄しべの葯から白い花粉があふれていて、たいてい花びらにも花粉がついています。
でも、この花に昆虫が訪れているところをあまり見たことがありません。
この色には、ハチやアブは惹かれないと思います。
この色と花筒の長さから考えて、この花を訪れるのは、おもにアゲハの仲間だと思うのです。
実際、マルバルコウにアゲハが訪れているのを見たことはありますが、それほど頻繁ではありません。
しかも、この花は一日花です。

IMG_5730.jpg

ヒルガオは自家受粉では種子をつくらない自家不和合という性質をもっています。
しかし、同じヒルガオ科のアサガオはもっぱら自家受粉で種子をつくります。
マルバルコウが昆虫の訪花頻度の割に分布域を広げているところを見ると、アサガオと同じように自家受粉で種子をつくっているのだと思われます。

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Author:丹馬
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