雄性先熟の仙人草
- 2020/09/04
- 21:00
地球温暖化によって台風の発生数は減少しますが、それぞれの台風が強大になるそうです。
近畿地方を中心に甚大な被害をもたらした台風21号が来たのが、2年前のきょう(9月4日)でした。
今年はまだ10号。でも、かなり猛烈な台風のようです。お互いに気をつけましょう。
つる性の植物ですので、絡みつくものがあると立ち上がって覆ってしまいます。
絡みつくものがないと地面を這って、土手が真っ白になるくらいです。

純白のガク片が4枚、花びらはありませんが、綺麗な花です。
好きな花ですが、有毒です。葉っぱや茎の汁が手につくと水ぶくれができたりします。
触らないように撮ります。
センニンソウが開花したあとの変化を順番に並べてみました。
↑開花直後は、雄しべが直立していて、中央にある雌しべはその中に隠れています。
雄しべはたくさんあります。1つの花に40本くらいあるようです。
↑しばらくすると、雄しべがだんだん倒れてきます。
すると、中央に雌しべが現れます。雌しべもたくさん。8本くらいあるように見えます。
↑時間が経過すると、雌しべがさらに伸び、倒れた雄しべは葯が褐色に変色していきます。
同じ仲間のクレマチスやテッセンと同様に、センニンソウもどうやら雄性先熟のようです。
センニンソウという名前は、花ではなくて果実に由来しています。
11月頃になったらセンニンソウの果実を撮りたいと思いながら、昨年は撮り損ねてしまいました。
今年は撮ります。
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