早朝の雌待宵草
- 2020/08/18
- 21:00
メマツヨイグサ(雌待宵草)の花が咲いています。
以前から咲いているのですが、昼間はしぼんでいるので、撮る機会がありませんでした。
早朝のウォーキングで、やっと撮れました。日没とともに開き、翌朝しぼむ一日花です。
マツヨイグサというと何となく風流で、いかにも日本的です。
しかし、マツヨイグサの仲間はすべてアメリカ大陸原産の外来種です。
先に入り込んだオオマツヨイグサやマツヨイグサを、このメマツヨイグサが駆逐しているそうです。
花びらと花びらの間に隙間があるものをアレチマツヨイグサと呼ぶという人もいます。
でも、遺伝的に同じで区別する必要はないという人もいます。
よくわかりませんが、ここではメマツヨイグサとしておきます。
ハート形の可愛い花びらが4枚、ガクも4枚、雄しべは8本。すべて4の倍数です。
雌しべは1本だけですが、先端が4つに分かれています。
夜間に咲くのでポリネーター(送粉者)は、スズメガの仲間だと思います。
そのからだにくっついて運ばれやすいように、花粉は糸でつながっています。
朝、この状態だということは、昨夜、この花にポリネーターの訪問はなかったようです。
1日1回、↓ポチッとお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
スポンサーサイト