魅力的な竹似草
- 2020/07/29
- 21:00
山道を歩くと道端にタケニグサ(竹似草)の大きな葉っぱが目立ちます。
以前はこんなに目立つことはなかったのですが、妙見山の道端などはタケニグサだらけです。
なぜ、こんなに目立つようになったのかというと、有毒でシカが食べないからです。
というより、他の植物をシカが食べてしまったからです。
そのタケニグサがいま花を咲かせています。
下の方から順に咲いていきますので、上から下に見ると花の変化過程がわかります。
上の方は開花前です。花びらはなく、2枚のガクに包まれています。
開花すると、ガクは落ちて、たくさんの雄しべと1本の雌しべが現れます。
受粉すると、雄しべも落ちて、オレンジ色の雌しべだけが残ります。
開花したばかりで、落ちるはずのガクが引っかかっている花もありました。
雄しべの先端には細長い葯があります。ここにたくさん花粉が詰まっています。
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