例年にないことばかりのミズバショウ
- 2018/04/16
- 21:00
養父市大屋町加保坂の湿地は日本で最も西、最も南のミズバショウ自生地です。
例年、4月末か連休の頃に咲くのですが、もう咲いているということを聞き、行ってみました。
確かに咲いていました! しかも、たくさん!
こんなに早く咲くのを見たのは初めてです。管理されている方もそうおっしゃっていました。
それに、今年ほどたくさんのミズバショウが同時に咲くのも初めてだそうです。
ミズバショウはいっせいに咲くのではなくて、まず湿り気の多い日陰のミズバショウが先に咲きます。
その後、陽当たりのいい、やや乾燥したところのミズバショウが咲き始めます。
陽当たりのいいところが先かと思ったら、そうではなくて、ふつうの植物とは逆なんですね。
↑先に咲いたミズバショウは、もう葉っぱを茂らせています。
↓咲いて間もないミズバショウはまだ葉っぱが出ていなかったり、出ていても小さかったりします。
例年なら、早く咲くものと遅く咲くものの差が大きく、長い期間楽しめるのですが、
今年は、3月末の温かさで、その差が小さくなったようです。
ですから、同時にたくさん見られるというわけです。
ここのミズバショウは、葉っぱに濃い緑色の横線の模様があるのが特徴です。
斑入りのミズバショウと呼んでいます。
尾瀬のミズバショウなどにはこのような模様はありません。ミズバショウにも系統があるようです。
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