地味な南天の花
- 2020/06/28
- 21:00
冬に赤い果実がとっても目立つナンテン(南天)ですが、花は地味です。
いま、白い花を咲かせています。
地味でも昆虫には人気があるようで、小さな花に合わせたように小さな昆虫たちがやって来ます。
↑こちらはミナミヒメヒラタアブ、↓こちらはヒメハナバチの仲間だと思います。
つぼみはたくさんのガク片に被われていますが、ガク片は開花すると落ちてしまいます。
花の中央にボーリングのピンのような形の雌しべが1本。
そのまわりにバナナのような形の黄色い葯をつけた雄しべが6本あります。花びらも6枚。
昆虫たちがやって来るのは黄色い雄しべの花です。
中央に濃い褐色の筋が入るようになると、もう昆虫たちはやって来ません。
「お陰さまで受粉完了しました。もう花粉はありません」という合図なのかもしれません。
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