ホタルの季節に合わせたように、ホタルブクロ(蛍袋)の花が咲いています。
林の縁の道路脇にいっぱい咲いておりました。
可愛らしい花ですが、2・3日すると茶色く変色してきて綺麗とは言いにくい姿になります。
綺麗そうなところを選んで撮影します。
ホタルブクロのポリネーター(花粉媒介者)は、ホタルではなくてハナバチです。
釣鐘のような形をしているのは、ポリネーターをハナバチに限定するための作戦です。
この形にしておけば、花粉媒介の効率の悪いチョウの訪問をほぼ断ることができます。
ガクの部分を触るとベタベタします。これはアリを寄せつけないようにするためです。
アリも花粉媒介の効率が悪いのです。
それでもアリがやって来ます。そのからだに花粉はまったくついていません。
ホタルブクロからすれば「ドロボウ!」と叫びたくなる蜜盗人です。
ホタルブクロを下から覗き込むと立派な雌しべだけが見えます。
雄しべはどうなっているのでしょう?
実は、ここにとっても面白い仕掛けがあります。
・・・それついては、また、明日。
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