下野の花
- 2020/06/05
- 21:00
ほんとは「下毛野国(しもつけののくに)」だったのが、「下野国(しもつけのくに)」になったのだそうです。
いまの栃木県です。書くときには「毛」が消えて、読むときには「の」が消えたんですね。
その下野国で発見されたというシモツケ(下野)の花がいま綺麗に咲いています。
発見されたのは栃木県でも、分布は本州~四国・九州と広いのです。
氷ノ山にも自生していますが、シカの食害でかなり減っているようです。
兵庫県ではレッドリストBランクです。
自生のものは減っていますが、こんな綺麗な花なので、庭木や公園樹として利用されています。
写真も公園のシモツケを撮影しました。↑コマルハナバチが蜜や花粉を集めています。
花に近づくといい香りがします。↓こちらはヒメハナバチの仲間でしょうか。
花の中央に雌しべが5本。そのまわりに雄しべがたくさんあります。
まだ丸まっている雄しべもあります。伸びた雄しべは花びらよりも長くつき出します。
花期は5月~8月。長く楽しめます。
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