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Re: No title
こんばんは。竹野浜海岸にようこそ。
渡りをする蝶、ほんとにすごいです。その力をどこに貯えているんでしょう。
No title
竹の浜海岸に行ったことあります~
美しい海でした(*´▽`*)
鳥の渡りでも不思議なのに蝶までが渡りをするんですね~
翅に仕掛けがあるんですか~?
今日の答えは~ウ でしょうか~?
生物が周期的に規則正しく生息地を移動する現象を渡りといいます。
クジラやサケなども移動しますが、水中の場合は回遊といいます。おもに空中が渡りです。
渡りというと、ツバメ、ハクチョウなどの鳥を連想してしまいがちですが、鳥だけではありません。
渡りをする昆虫がいます。アサギマダラ(浅葱斑)という鮮やかな蝶です。
アサギマダラを見に竹野の海岸に行ってきました。
竹野浜に、いまスナビキソウの花が咲いています。
中心が黄色の白い花です。雌しべ1本と雄しべ5本は花びらの中に隠れています。
太平洋側では絶滅が危惧されているようですが、竹野浜にはたくさん見られます。
このスナビキソウの花の蜜を吸うためにアサギマダラがやって来ます。
でも、面白いことにスナビキソウにやって来るのは、ほとんどが雄です。
スナビキソウの蜜の成分が、雌にアピールするためのフェロモンの材料になるのだそうです。
この花の蜜を吸わないと、雄は自分の子孫を残せないのです。
アサギマダラは九州以北では晩春から秋に多く見られ、但馬では5・6月と9・10月に多く見られます。
いまの時期は、スナビキソウの開花に合わせて北上し、その途中、但馬に立ち寄るのです。
秋にもフジバカマの咲く季節に南下し、但馬に立ち寄ります。
マーキング調査によると、2000km以上も移動したという記録もあります。
でも、すべての個体が長距離を移動するわけではなく、太平洋側の暖地では幼虫で越冬するそうです。
枯れた花にも口吻を差し込んでいます。
しかし、蝶の寿命は4か月くらいだそうです。
北上する個体の子どもか孫の世代が南下することになります。
ツバメのように自分が生まれたところに帰って来るというなら、何となくわかります。
世代を超えたリレー形式の渡りで、移動する時期や方角をどうやって知るのでしょう?
アサギマダラの渡りは謎だらけです。
では、きょうの問題です。
問 異性にアピールする匂いの化学物質を何というでしょうか。次のア~エから1つ選びなさい。
ア エストロゲン イ 集合フェロモン ウ 性フェロモン エ テストステロン