金襴のごとし
- 2018/04/07
- 19:50
道端にキランソウが咲いています。地面にへばりつくように生えています。
何気なく歩いていたら見過ごしてしまいそうな小さな花です。
けれど、昔からその薬効が注目され、ジゴクノカマノフタなどという面白い別名があります。
それだけ親しまれてきた植物といえます。
1つひとつの花は面白い形をしています。いわゆる唇形花です。
上唇にあたる花びらが短いので、雌しべと4本の雄しべが飛び出しています。
下唇にあたる花びらは3つに裂けていて、昆虫の足場になるのでしょうか。
でも、花粉が無駄にいっぱいくっついている花がありました。
漢字では「金瘡小草」と表記しますが、これは漢名。
和名は「金襴(きんらん)草」からきていると思うのですがどうでしょう。
金糸を織り込んだ織物の切れ端が地面に落ちているみたいだ…と、私は思いたいです。
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