春の妖精のトリ
- 2020/04/10
- 21:00
新型コロナウイルス感染症対策で遠出はせず、カメラ片手にいつもの道をウォーキングです。
近所を歩くだけでいろんな花や昆虫に出会えます。
きょうはイチリンソウ(一輪草)の自生地に寄り道してきました。
イチリンソウの仲間では、ユキワリイチゲが最初に開花します。
続いて、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、ニリンソウが開花します。
そして、この仲間のトリを飾ってイチリンソウの開花です。
皆、初夏には地上部が枯れてしまうスプリング・エフェメラル(春の妖精)です。
イチリンソウはニリンソウより一回り大きい花を咲かせます。
他の仲間と同様に花びらはなく、花びらに見えるのはガクです。
ガクの数は5枚のものが多いようですが決まっていなくて、↑これは7枚あります。
もっと多いものもあります。雌しべ、雄しべの数も決まっていません。
花の中央にある雌しべはたくさん。そのまわりの雄しべもたくさんです。
DNAがきちんと決めているようで案外決めていない、このいい加減さが面白いです。
ガクの表面は白色ですが、裏面はほんのりピンク色。
春の妖精と呼ぶのに相応しい可愛らしさです。
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