午前中、風が冷たいのですが晴れましたので、朝来市神子畑に行ってきました。
神子畑選鉱場跡の少し下流です。スギ林の林床にミツマタ(三椏)の大群落があります。
いまがちょうど見頃です。私が着いたときには、カメラを持った方が4人おられました。
大阪ナンバーや神戸ナンバーの車です。わざわざ撮影に来られたようです。
私はほぼ毎年行って撮っているのですが、ミツマタの花はなかなか難しい被写体です。
花が下向きに咲くので、鮮やかな黄色を撮るためにはどうしても下から見上げるようになります。
上から見下ろすと白っぽくなって色彩的に物足りないのです。
ミツマタの花には花びらはなくて、鮮やかな黄色はガクの内側です。
30~50個くらいの花が半球状に集まっていて、外側から順に開花していきます。
雄しべが8本あるのですが、外側から見えるのは4本だけ。
その内側に短い雄しべ4本と雌しべ1本があります。
手前の花にピントを合わせ、奥の花をぼかしてみました。
今度は、手前の花と奥の花をぼかして中間の花にピントを合わせてみました。
ボケをどう入れるかがポイントかなぁと思って、毎年試行錯誤をしています。
もう1つのポイントは背景だろうと思います。
選鉱場跡の近くに淡いピンク色のウメの花があって、その手前にミツマタが咲いていました。
このウメの花を背景にして撮ってみました。
ムム…、もう少しピンク色が出せたらいいのになぁ。まだまだ修行中です。
↓1日1回、ポチッとお願いします。 大変励みになっています。
植物・花ランキングこのブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
スポンサーサイト