六方田んぼの鸛
- 2020/02/16
- 21:00
きょうは朝から小雨。
こんな日は車の中から撮影できる鳥を撮りに行こうと、六方田んぼへ出かけました。
先日まで9羽だった六方田んぼのコハクチョウ(小白鳥)が10羽に増えていました。
どこから1羽やって来たのでしょう。
↑この写真の下側の中央、遠くの田んぼの中に小さく見える白い鳥がコハクチョウです。
が、きょうの注目はコウノトリ(鸛)です。電柱の上に1羽ずつ、計7羽が止まっています。
足環カタログで調べると、7羽はすべて2019年生まれの幼鳥です。
8羽目が飛んできました。
幼鳥はまだ換羽していないので、この時期ちょっと汚れが目立ちます。
鳥取市の電波巣塔で生まれたJ0254や千葉県野田市で放鳥されたJ0237もいます。
遠路はるばる但馬まで来てくれたんですね。
7羽のうち、手前から2番目はJ0273です。3番目はJ0241です。
この2羽には共通点があります。
J0241は、昨年4月21日に豊岡市野上の巣塔で生まれた雄です。
約2か月後の6月29日に巣立ちをしたのですが、その日に何者かに襲われました。
巣塔の下で血まみれになっているところを保護され、コウノトリの郷公園で治療を受けました。
そして、その3か月後の9月20日、朝来市山東町の粟鹿でリリースされました。
J0273は、昨年5月2日に豊岡市森井の巣塔で生まれた雌です。
こちらは生後12日目に何者かに襲われ、巣塔から落ちてしまいます。
観察していた方に保護されて、コウノトリの郷公園で治療を受けました。
そして、9月20日、朝来市山東町の粟鹿でリリースされました。
つまり、J0241とJ0273は、ともに負傷し治療を受け、同じ日に同じ場所でリリースされたのです。
この2羽が元気に成長していてくれることをとっても嬉しく思います。
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