飛び立つ小白鳥
- 2020/02/13
- 21:00
オシドリ観察小屋からの帰り道、鳥取県米子市の米子水鳥公園に立ち寄ってきました。
中海は西日本最大のコハクチョウ(小白鳥)の越冬地です。
たくさんのコハクチョウが見られるのは、朝方と夕方。
昼間、コハクチョウたちは島根県安木市付近の水田へ餌を採りに出かけます。
到着したのが10時頃になったので、コハクチョウはもういないかと思ったら、遠くにいました。
職員の方の説明によると、首が黒い昨年生まれの幼鳥3羽を含む1家族だそうです。
「幼鳥が首を伸縮していますので、幼鳥は飛びたがっています」とのこと。
「みんなが同じ方向を向いて、親が合図をすると飛び立ちます」と丁寧に説明してくださいました。
その直後・・・
家族7羽が揃って右側を向きました。
ここからは、連続写真でお届けします。
右側(先頭)の成鳥が羽ばたきのポーズを見せました。
「飛ぶぞ!」って合図です。ただ、一番左側(後ろ)の個体がこの合図を見逃しています。
みんなが一斉に翼を広げ、水面を走り出します。最後尾の個体も慌てて翼を広げました。
水しぶきをあげてダイナミックに水面を蹴り、全力疾走。
最後尾の個体はやや遅れたため、画面からはみ出してしまいました。
フワッと浮き上がる成鳥。
最後まで水しぶきをあげて水面を蹴っていたのは前から2番目の幼鳥でした。
遅れた最後尾の個体も空中へ。
7羽が揃って餌場に飛び立っていきました。
次の機会には、餌場から帰ってくる夕方にお邪魔したいと思います。
雄大な大山の夕焼けを背景にコハクチョウたちを撮ってみたいからです。
親切で丁寧な職員の方に感謝!
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