二番穂と雀たち
- 2020/02/02
- 21:00
落語で姫路市香寺町へ行ってきました。
昼間の車外温度は14℃で、陽射しも春のようです。
さすがに但馬はそれほど暖かくはありませんが、南風が心地よく吹いておりました。
イネの二番穂が枯れてきました。
イネは多年生草本ですから、秋に刈り取られても、また株から芽が出てきて再び成長します。
草丈は低いですが、ちゃんと穂をつけます。ただ、収穫量はあまり多くはありません。
昔は年貢を厳しく取り立てられた農民にとって、二番穂が大切な食糧になっていたそうです。
いまは、これを収穫して食べる人はいません。
その代わり、スズメたちがこの二番穂を重要な餌にして厳しい冬を生き延びます。
まわりが雪に覆われたとき、田んぼにスズメたちが集まって二番穂をつつく姿をよく見てきました。
ところが、今年はその姿をほとんど見ません。
そのため今年は、重そうに頭を垂れた二番穂がたくさん見られます。
二番穂に頼らなくても、スズメたちが喜ぶ美味しい餌が他に豊富にあるのでしょう。
あるいは、雪が降ったときに備えて二番穂はまだ手をつけずに残しているのかもしれません。
毎年、寒さと餌不足で冬を越せないスズメがたくさんいるそうですが、今年は大丈夫そうです。
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