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山茱萸の赤い果実

道路脇に赤いつぼみがいっぱいついた木を見つけて車を止めました。
近づいてみると、つぼみではなくてサンシュユ(山茱萸)の赤い果実でした。
「茱萸」というのはグミのことで、別名ヤマグミ。
果実を赤い珊瑚に例えてアキサンゴともいいます。
サンシュユというと何となく低木のイメージだったのですが、樹高は10mくらいありました。

IMG_0822.jpg

春には葉っぱが出る前に黄色い花を一面に咲かせるサンシュユです。
いまは葉っぱをすべて落として赤い果実をいっぱいつけています。
黄色になったり赤色になったり。面白い樹木です。

IMG_0821.jpg

ヒヨドリがこの果実を食べに来ていましたが、私が近づいたので逃げていきました。
秋に熟したサンシュユの果実が1月下旬になってもこんなにたくさん残っています。
ということは、山に小鳥たちの餌が豊富にあるのでしょう。
暖冬を小鳥たちは喜んでいるのかもしれません。

IMG_0820.jpg

よく見ると、果実のそばには花のつぼみが用意されていました。
あと1か月もしないうちにサンシュユの黄色い花が咲き出しそうです。

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コメント

Re: No title

>ハワイアイランドさま
コメント、ありがとうございます。サンシュユの実と蕾が一緒についているのは珍しいですよね。ふつうは小鳥に食べられてしまっています。暖冬の影響はいろいろなところに現れているようです。

No title

山茱萸の赤い実と蕾がついている姿は みたことがないわと思っていたら 今日行った 温泉のすぐそばに大きな山茱萸の木があり赤い実が沢山なっていました  近づいてみると 蕾もできていました うれしかったです
私も写真撮りました

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丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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