枝垂れはジベレリン不足
- 2018/03/28
- 21:00
きょう、今年初めてツバメを見ました。
一昨日見たという情報もありますが、一応自分の目で見た日ということで、きょうを初見日とします。
さて、養父市八鹿町のあるお宅の庭のシダレザクラです。見事に満開です。
シダレザクラはエドヒガンの枝垂れタイプ。
エドヒガンとオオシマザクラのハイブリッドがソメイヨシノですから、ソメイヨシノの片親の系統です。
葉っぱが出る前に花が咲くソメイヨシノの特徴は、エドヒガンの特徴を受け継いだものです。
ソメイヨシノよりちょっと早く開花し、このところの陽気でいっきに満開になりました。
枝垂れタイプと立ちタイプとでは何が違うかというと、ジベレリンの生産量なのだそうです。
植物ホルモンの1つのジベレリンです。
高校の「生物」では、単為結実、花芽形成、発芽促進などのはたらきが出てきますが、
ジベレリンには、枝を上向きに引っ張り上げる構造を発達させるはたらきもあるらしいんです。
このジベレリンの生産量が遺伝的に不足しているのが枝垂れタイプというわけです。
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