河鵜の糞害
- 2019/12/18
- 21:00
同じ兵庫県でも南部は晴れ、北部は雨か雪というのが冬の天気の特徴です。
瀬戸内と日本海側では空の様子がまったく異なります。
きょうも当地では一日中冷たい雨模様です。
モノクロ写真ではないのですが、モノクロみたいです。
どんよりした空を背景にしたカワウ(河鵜)の集団ねぐらです。
琵琶湖の竹生島でカワウの糞害が問題になり、駆除作戦が始まったのが15年ほど前でしょうか。
その頃から、円山川流域でカワウが目立つようになりました。
カワウは1羽あたり1日に500gの魚を食べるのだそうです。
魚類の種数も個体数も多い円山川は、カワウにとってはいい環境です。
しかし、増え過ぎると、竹生島と同じことが起こります。
カワウの糞で樹木の葉っぱが真っ白になります。光合成ができず、やがて樹木は枯れます。
カワウの糞害は江戸時代から問題になっていたそうです。
しかし、江戸時代はカワウの糞が肥料として利用されていました。
必ずしも有害な鳥ではなかったのですが・・・。
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