溝蕎麦に来た昆虫たち
- 2019/10/25
- 21:00
きょうは一日雨模様。
先日撮ったミゾソバ(溝蕎麦)の花にやって来た昆虫たちを紹介します。
ミゾソバの蜜や花粉は昆虫たちに人気です。
ミゾソバの花の傍にいると、短時間のうちにたくさんの昆虫たちと出会えます。
まずはチョウの仲間から。↑こちらはチャバネセセリ。
よく見かけるイチモンジセセリとよく似ていますが、白い斑点が小さく目立ちません。
目と口のあたりがラクダのように見えて可愛いんです。
↑こちらはキタキチョウです。昔はキチョウと呼んでいましたが、2種あることがわかりました。
本州~南西諸島に広く分布するものと南西諸島だけに生息するもの。
前者をキタキチョウ、後者をキチョウ(ミナミキチョウ)と呼ぶことになりました。
↑こちらはヤマトシジミです。下が雄、上が雌です。翅の表側の色が異なります。
ミゾソバの花にやって来ましたが、花よりも互いに異性が気になるようです。
次はハナアブです。↑こちらはシマハナアブ。たぶん雄です。
いろんな花の花粉の運搬者として重要な役割を果たしています。
成虫は花が大好きですが、幼虫はドブに棲んで腐ったものを食べています。
ミツバチなどもやって来ますが、↑こちらはオオフタオビドロバチ。
腹部にある2本の黄色い帯が特徴です。頭部や胸部にも黄色い斑紋があります。
見た目は怖そうですが、おとなしいハチです。刺したりすることはありません。
反対に、↑こちらは獰猛なキイロススメバチです。
ミツバチなどの昆虫を狩る、肉食系のイメージが強いのですが、花にもやって来ます。
花に来たときはそちらに夢中で、何もしなければ襲ってきたりはしません。
↑こちらはアキアカネの雌。
花に止まって、ちょっと休憩しているだけです、たぶん。
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