秋の七草・薄
- 2019/10/14
- 21:00
ススキ(薄)は逆光で撮るのがいいですね。
ススキの小穂の毛がキラキラと輝くのを見に、大屋高原に行ってきました。
砥峰高原ほどではありませんが、大屋高原もススキの群生が見ごとです。
昔は茅葺き屋根の材料の茅場としてススキ群落は重要でした。
だから、野焼きをしたりしてススキの草原を維持してきました。
しかし、いまはその必要もなくなり、茅場は放置されています。
植生の遷移の法則からいうと、ススキ群落は草原の最終段階です。
やがて、低木林から陽樹林へと変わっていきます。それが自然の流れです。
現に大屋高原でも、ススキ群落の中にマツの幼木がちらほらと生育し始めています。
釣りの毛針みたいなススキの小穂が新たな生育場所を求めて風に乗って飛んでいきます。
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