秋茜と夏茜
- 2019/10/10
- 21:00
川の土手を歩くと、たくさんの赤トンボに出会います。
アキアカネ(秋茜)の雄をセイタカアワダチソウを背景に撮ってみました。これぞ、秋色!
雄と雌でずいぶん色が違います。↑こちらは雄で、↓こちらは雌です。
雌も腹部の背側は赤いのですが、腹側から見るとほとんど赤くありません。
トンボは↑こんなふうに突き出た棒の先端によく止まりますが、近頃は↓田んぼの周りの電気柵のヨリ線に止まっているのをよく見かけます。
みんな風上を向いて止まります。
この時期の赤トンボと言えばアキアカネというイメージですが、ナツアカネ(夏茜)もいます。
↑この写真の左から2番目はナツアカネの雄、3番目はアキアカネの雄です。
アキアカネは夏の間、避暑のために山に移動し、秋に里に降りてきます。
ナツアカネはずっと里にいますので、夏に里で見かけるのはナツアカネです。
でも、いまの時期はアキアカネもナツアカネも里で混ざっているのです。
見分けるポイントはいくつかありますが、その1つは顔と胸の色です。
↑こちらがナツアカネの雄です。腹部はもちろん、胸部も顔も真っ赤です。
雌はナツアカネの場合も雄ほど赤くないので、色では区別しにくいです。
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