鹿の子模様の巨木
- 2019/09/12
- 21:00
但馬の巨木シリーズです。
養父市八鹿町の今滝寺(こんりゅうじ)のカゴノキです。
国道9号から今滝寺方面に入ります。対向車が来ないことを祈りながら細い道を進みます。
2kmくらい山道を進むと、今滝寺の仁王門があります。さらに登ると本堂があります。
ここで車を置いて、本堂を左に見ながら、古い墓石の間を山に向かって登っていくと・・・
ありました。存在感たっぷりのカゴノキです。
「但馬の巨木100選」では、高さ16m、幹周り4.3mと紹介されています。
しかし、これは25年前に発行されたもので、実際にはもっと大きくなっています。
次に行くときはメジャーを忘れずに持って行って、実際に測ってみようと思います。
カゴノキのカゴは、籠ではなくて鹿子です。樹皮の鹿の子模様からの命名です。
樹皮がジグソーパズル片のような形で剥げ落ちるため、特徴的な模様が現れます。
カゴノキはもともと温暖な地に生育し、寒さには弱い樹木だそうです。
それがこの雪深い但馬の地で、こんな巨木に成長していることは稀なことだと思います。
もっと多くの人に知って欲しいし、今後も大切に保護していかなければなりません。
ところが、案内板も説明板も保護柵もまったくありません。
いいのかなぁ、こんなことで。
所在地:兵庫県養父市八鹿町今滝寺156 今滝寺本堂の右奥の山腹
アクセス:北近畿豊岡自動車道の八鹿氷ノ山ICから10分。
↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
スポンサーサイト