丘と沼の間に
- 2019/09/03
- 21:00
きょうも国立科学博物館付属自然教育園の植物です。
東京にいたときには1回も行ったことがなかったのに、いまなら毎週通ってもいいと思います^^
イヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)という名札がついていました。
オカトラノオ(丘虎の尾)とヌマトラノオ(沼虎の尾)の自然雑種と言われています。
オカトラノオは高原や山に、ヌマトラノオは湿地に生育します。
オカトラノオは虎の尾のように穂が垂れ下がりますが、ヌマトラノオは直立します。
イヌヌマトラノオは形も生息環境も両者の中間です。
自然教育園では40年前はオカトラノオとヌマトラノオの両方が近くに生えていたそうです。
それがいつのまにかイヌヌマトラノオばかりが目立つようになってしまったということです。
花期は、オカトラノオが6月上旬~7月下旬、ヌマトラノオが7月中旬~8月下旬と少しずれています。
イヌヌマトラノオの花期は長くて6月から咲き始め、9月に入ったいまも咲いています。
花穂の下から上へと咲き上がっていきます。
つぼみがたくさんありますので、まだしばらくは咲き続けそうです。
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