盗人の足跡?
- 2019/08/28
- 21:00
九州のほうは河川氾濫や土砂災害で大変なことになっています。
これ以上の災害が起こらないことを祈るばかりです。
こちらはまだ大雨にはなっていませんが、雨が降ったり止んだりです。
午前中、雨の止み間を見て、川沿いをウォーキング。
ヌスビトハギ(盗人萩)の花がたくさん咲いていました。
淡い紅色の小さな花をまばらにつけています。
1つの花は3~4mm。その名に似合わない可憐な花です。
ヌスビトハギの果実は、いわゆるひっつき虫です。
くっつきますが、何も盗んだりはしません。「盗人」という名の由来は、この果実の形です。
盗人が足音を立てないように足の裏の外側をつけて歩くと、こういう足跡になるんだそうです。
どうも説得力に欠けるのですが、牧野富太郎先生がそうおっしゃっているので信じることにします。
面白いのは、この果実の表面にある細かい毛です。
先が鉤状に曲がっていて、これで動物のからだや人の衣服にくっつきます。
ヌスビトハギと同じしくみの果実にヒントを得て、マジックテープが生まれたのだそうです。
ホソヒラタアブがヌスビトハギの花粉を食べにやって来ました。
盗人の上前をはねています^^
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