藪蘭の小さな花
- 2019/08/20
- 21:00
林床にヤブラン(藪蘭)のつぼみを見かけてからもう半月くらいになります。
いつ見ても紫色の丸いつぼみが並んでいるだけでしたが、そのつぼみがやっと開花しました。
ヤブランにはいろいろな園芸品種がありますが、これは野生種です。
一斉に開花するわけではなく、下から順番というわけでもなく、ポツリポツリと開花していきます。
だから花期は長いのですが、いまが満開という時期がありません。
朝は閉じていることが多く、昼間、気温が高いときに開花していることが多いように思います。
花の直径を測ってみたら約7mmです。花びら6枚、雄しべ6本、雌しべ1本。
虫媒花には違いありませんが、こんな小さな花にどんな昆虫が来るのでしょう。
やって来た昆虫をぜひ撮ってみたいと前から思っていました。やっとチャンス到来。
コハナバチの仲間のようです。花の直径よりも小さいので、体長5~6mmというところです。
小さな花には小さなハチがやって来て花粉を運びます。
それぞれの大きさに合わせた持ちつ持たれつの世界があるんですね。
↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
スポンサーサイト