臭木の作戦
- 2019/08/16
- 21:00
クサギ(臭木)という名前は葉っぱが臭いからということからの命名です。
しかし、恐るおそる葉っぱを揉んで匂いを嗅いでみても、特に嫌な臭いはしません。
季節によるのでしょうか。気の毒な命名だと思います。
花はむしろいい匂いがします。
その匂いに誘われたのか、アゲハが訪花していました。
残念ながら撮ることができませんでしたが・・・。
クサギの咲き始めは、↑この写真の右側の花のように4本の雄しべがピンと伸びています。
雌しべはだらんと垂れ下がっていますので、やって来た昆虫のからだには花粉が付きます。
次の日には、↑この写真のようになります。
今度は雄しべが曲がってしまい、雌しべがピンと直立します。
やって来た昆虫が花粉を付けていれば、受粉することになります。
雄しべ、雌しべの屈伸運動によって自家受粉を避けようという作戦です。
ただ、1つの個体の中に雄性期の花と雌性期の花が混在していますので、どれだけの効果があるのかわかりません^^
↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
秋の七草・葛 2019/08/23
-
溝隠しの鎌首 2019/08/22
-
臭木の作戦 2019/08/16
-
赤い果実2019・その3 2019/08/14
-
花筏の黒い果実 2019/08/11
-
スポンサーサイト