車軸のような車花
- 2019/08/09
- 21:00
今朝も5時からウォーキング。きのうより涼しく感じました。
川沿いの散歩コースをけっこうたくさんの方が歩いておられます。
そんな中で花を見つけたら、しゃがみ込んで撮影。
通りかかった方は何を撮っているんだろうと覗き込んで行かれます。
特に珍しいというわけではありません。道端のクルマバナ(車花)です。
花が輪生しているように集まって咲きます。
本当は輪生しているわけではないのですが、そう見えるのでこういうのを「仮輪」と言います。
これが数段に離れてつくので、車軸のようだということでクルマバナ。
クルマバナの葉っぱのつき方が面白いです。
2枚ずつ対生でつきますが、その上の段の葉っぱは下の段と90°ずれた方向につきます。
葉っぱの重なりをなくして、できるだけたくさんの光を受けることにつながります。
シソ科らしい構造の花です。下唇が3つに裂けていて、その内側には紫色の斑点があります。
この斑点が蜜標(ハニーガイド)になっていて、昆虫を奥へ誘導するしくみです。
訪花する昆虫も一緒に撮りたかったのですが、昆虫がやってきません。
早朝は涼しいけれど、昆虫たちとあまり出会えないのが残念です。
↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
花筏の黒い果実 2019/08/11
-
赤い果実2019・その2 2019/08/10
-
車軸のような車花 2019/08/09
-
日の出の前後の荒地待宵草 2019/08/08
-
森の妖精、蓮華升麻 2019/08/07
-
スポンサーサイト