続・ひぃらいたと思ったら・・・
- 2019/07/15
- 21:00
連休中の「四国大落語祭」を終えて先ほど帰宅しました。
金曜日から日曜日までずっと雨のため、四国では1枚も生きものの写真を撮ることがなく、人間ばかり撮っておりました。
そんなわけで、きょうは先日撮ったハスの花です。
ハスの花が最も美しいのは2日目と3日目だと思います。
1日目の朝に開きかけた花がすぐに閉じてしまいますが、2日目の朝には美しく開きます。
1日目は花托にくっついていた雄しべも、葯が開いて香りが強くなります。
そして、また閉じます。
花の開閉は、花びらの内側と外側の成長速度の違いによって起こると考えられます。
花びらの内側の成長速度が速ければ花は開き、外側の成長速度が速ければ花は閉じます。
その成長速度の違いの原因は、チューリップなどでは温度であることが知られています。
そして、オオマツヨイグサなどでは光であると言われています。
ハスの場合はどうなのでしょう? 温度や光とは無関係のように思えます。
3日目になると、花びらの成長によって花びらの直径は最も大きく、色はやや薄くなります。
雄しべは花托から離れて周囲に倒れ、花托の上部がやや黄緑色を帯びてきます。
3日目の昼頃からまた閉じ始めるのですが、もう完全に閉じることがなく、半開状態です。
そして、4日目の朝にまた全開となり、花びらが散り始めます。
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