装飾花の開花
- 2019/07/03
- 21:00
川沿いのセイヨウアジサイ(西洋紫陽花)の花がずいぶん濃い赤紫色になっていました。
花のかたまりごとにアマガエルが陣取って、獲物がやって来るのを待っています。
でも、目立ち過ぎるんですけど・・・。
アジサイの花には2種類あって、結実する本来の花は奥に隠れています。
目立つのは装飾花です。装飾花の花びらのように見えるのは、実はガクです。
よく見ると、ガクの中央に小さな花びら、雄しべ、雌しべが見られるものがあります。
小さいけれど、花の形をしています。ただ、完全ではありません。
アジサイの花の基本形は、花びら5枚、雄しべ10本、雌しべ1本で柱頭は3裂です。
↑この花では、花びら4枚、雄しべ8本、雌しべ1本で柱頭は2裂になっています。
開花するのはまだマシで、つぼみのまま開花せずに終わってしまう花も多くあります。
装飾花は昆虫たちを誘うための花。
本来の花は、また改めてご紹介します。
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