軽くて強引

近畿地方もやっと梅雨入り。最も遅い梅雨入りの新記録だそうです。

きょうは雨が降ったりやんだり。そこで、きょうはアメンボ（水馬）の写真です。

と言っても、アメンボの名前は雨とは関係なくて、飴坊あるいは飴棒なんだそうです。

アメンボはカメムシの仲間ですから臭腺から臭いを発します。

それが嫌な臭いではなくて、飴のような甘い匂いだということでの命名です。

「飴のような」ってどんな匂い？と思って嗅いでみようと思いましたが、よくわかりません。

たくさん集めたらわかるのでしょうか。

体重は約40ｍｇだそうです。１円玉の25分の１。

１円玉でも水に浮かべられますから、水に浮くわけです。

脚の先は細かい毛が密集していて、その表面張力で浮かんでいます。

雌のからだに後方から雄がいきなり飛び乗ってきました。

影を見ると１匹分しかありませんから、雄のからだは完全に雌の上に乗っている状態です。

それでも、沈んだりはしません。それにしても、雄は強引です。

こちらは、雄の後肢が水面に触れています。

６本の脚のうち、中肢と後肢がとっても長くて体長より長いくらいです。

後肢で舵を取り、中肢を使って水面を素早く移動します。

短い前肢は獲物を捕まえるときに使います。

こうして雌のからだにしがみつくときにも。

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