白い葉っぱで虫を誘引
- 2019/06/25
- 21:00
山沿いの道を車で走っているとマタタビ(木天蓼)の白い葉っぱが目立ちます。
花の時期だけ葉っぱが白くなります。表皮の内側に空気が入っているそうです。
花は葉っぱの陰になっていますので、白い葉っぱは昆虫たちを花に導くのに役立っているようです。
花の時期が終わると、元の緑色に戻ります。
こんなに白いところがたくさんあると、光合成の効率も悪いですから。
白い葉っぱに惹かれてやって来た昆虫は、芳香に惹かれて花に行き着きます。
視覚から嗅覚、そして味覚へ。花粉のご馳走が待っているというわけです。
こちらは果実のように見えますが、これは雄花にできた虫こぶです。
花ができる途中でマタタビミタマバエが入ると、花にならず虫こぶになってしまいます。
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