梅雨時の花、山梔子
- 2019/06/23
- 21:00
「第2回 出石永楽館・全国子ども落語大会」が終了しました。
出演の皆さん、ご来場の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
心地よい疲労感に包まれております。
そんなわけで、きょうも落語つながりの花の写真です。
古典落語「魚の狂句」に出てくるクチナシ(山梔子)を詠んだ句・・・
「くちなしや はなから下が すぐにあご」
ばかばかし過ぎて笑ってしまいます。
艶のある葉っぱの緑色と花の白色のコントラストが鮮やかです。
花びらはふつう6裂ですが、↑このように7裂のものや5裂のものも見つかります。
7裂のものは雄しべも7本、5裂のものは雄しべも5本です。
中央の黄色いこん棒のようなものが雌しべ。先端だけでなく、側面にも花粉がつきます。
まわりの茶色っぽいのが雄しべです。開花直後はしっかり立っていますが、花粉を放出すると花びらにもたれかかってしまいます。
開花から4、5日経つと、花びらが黄色くなってしまいます。スイカズラと同じです。
芳香が強く、特に真夜中に強くなるんだそうです。
ホントかどうか、今夜確かめてみようと思います。
その匂いでスズメガの仲間を集めて花粉を運搬させるのがクチナシの作戦です。
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