浜昼顔とお昼寝キューピー
- 2019/06/06
- 21:00
きょうの豊岡市の最高気温は31℃。
竹野浜に行ってみると、水着姿の方がたくさんおられました。
熱くなった砂の上にハマヒルガオの花が咲いています。
こんなに熱く、乾燥した砂の上に、しかも潮風が吹きつける、栄養分の少ないところによくぞ生えているものだと感心してしまいます。
しかし、この砂を15cmほど掘ると、土が現れます。案外、湿り気があって栄養分もありそうです。
ハマヒルガオは、そんな土の中に深く根を下ろし、茎を這わせ、砂の上に葉っぱと花を広げます。
その葉っぱは肉厚で、表面はクチクラ層に覆われてテカテカしています。
水の蒸発をできるだけ抑え、塩分から葉っぱを守るためのしくみです。
葉っぱは漏斗のような形になっていて、雨を集めて根元に落とす構造になっています。
厳しい環境にみごとに適応しているハマヒルガオ。
優しいピンク色の花に似合わず、なかなか逞しい植物です。
竹野浜から見た猫崎半島は、仰向けに寝転んでいるキューピーに見えます。
誰の命名か知りませんが「お昼寝キューピー」と呼ばれています^^
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