蛍袋を覗いてみると
- 2019/06/05
- 21:00
6月になってホタルが飛び始めました。そして、ホタルブクロ(蛍袋)の花が咲き始めました。
山の中ではシカに食べられて激減しているようです。
むしろ車が行き交うような道路の脇によく見られます。
関西では多くが白色ですが、中には↓こんなものも見られます。
うつむきに咲くホタルブクロの花を、道端に寝転がって下から覗き込んで見上げます。
花の外側は白色なのに、内側には濃い紫色の斑点の模様があります。
見えないところに模様を入れるなんてオシャレです。
でも考えてみると、内側がふつうの花の表側ですから模様があっても不思議ではありません。
雌しべの先端が閉じているものと、3つに裂けて開いているものがあります。
ホタルブクロは雄性先熟で、咲き始めは雄しべが成熟し、花粉を放出します。
その後、雄しべが枯れ、雌しべが成熟して受粉できる状態になります。
雌雄の時期をずらせて自家受粉を避けているのです。
花粉を運んでくれるのはハナバチの仲間だと思います。
その足場になるように、花の内部は毛が密集しています。
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