世界に広がる春咲山芥子
- 2019/05/12
- 21:00
今年、やたら目につく黄色い花があって気になっていました。
遠目にはアブラナやカラシナのようですが、近づくと花が小さく、形も違います。
調べて、ハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)とわかりました。
ヨーロッパ原産の二年草で、世界中に広がり帰化しているようです。
在来種を駆逐する心配があるため、環境省の生態系被害防止外来種リストに入っています。
北海道の礼文島や長野県の霧ヶ峰では根絶駆除が行われたそうです。
1mm程度の小さな種子をたくさんつくってばらまく、典型的な先駆種です。
空き地や河原、工事で攪乱した場所などに入り込んでいます。
↑こちらはハルザキヤマガラシの花の上にいたモモブトカミキリモドキです。
カミキリムシに似ている甲虫です。雄の後脚の付け根が太くて立派。藍色の光沢があります。
なぜか黄色い花が大好きなようで、黄色い花でよく見かけます。
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