崑崙草と昆虫たち
- 2019/05/11
- 21:00
山からの水が湧き水になって流れ出る場所にコンロンソウ(崑崙草)の花が咲いています。
ネコノメソウが咲いていた場所ですが、いまはコンロンソウに覆われてしまっています。
ネコノメソウは4月のうちにすでに種子をつくっています。
こうして植物は同じ場所を、時間をずらして利用して共存しているんですね。
中国からやって来たような名前ですが、コンロンソウは日本に古来からある植物です。
蜜が美味しいのでしょう。たくさんの昆虫たちがやって来ます。
↑こちらはナミハナアブの雌です。たくさんいてよく見かけるのでナミ。
コンロンソウにとっては花粉を運んでくれる重要なパートナーです。
こちらはスジグロシロチョウ。こちらも林縁でよく見かけます。
かなり接近しても吸蜜に夢中で逃げません。
口吻を伸ばすのでからだにあまり花粉がつきませんが、少しは花粉の運搬に役立っているのかな?
↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
-
-
人気の車輪梅 2019/05/22
-
世界に広がる春咲山芥子 2019/05/12
-
崑崙草と昆虫たち 2019/05/11
-
矢筈豌豆の防衛作戦 2019/05/10
-
山藤と深山挵 2019/05/06
-
スポンサーサイト