突然現れる松葉海蘭
- 2019/05/08
- 21:00
このところ道端でやたら目につくようになった植物があります。
細い茎で真っ直ぐに立ち、淡い紫色の花を咲かせているマツバウンラン(松葉海蘭)です。
葉っぱが松葉のようで、花が海辺に生えるウンラン(海蘭)に似ているということからの命名です。
本家のウンランは絶滅の危機に瀕していますが、こちらは勢力拡大中です。
北米原産の帰化植物で、1940年代に日本に入って来たそうです。
但馬にいつ侵入してきたのかはわかりませんが、5・6年前からあちこちに群落をつくっています。
特に今春は、我が家の近くの道端でも多く見られるようになりました。
アップしてみると、花の下唇の中央がポコンと膨らんで白くなっていて可愛い花です。
花の後方に距(きょ)が突き出ていて、ここに蜜が溜まります。
近くの高校の前庭や中庭、駐車場の脇にもたくさん生えています。
校内の庭の手入れをされている校務員さんに聞くと、昨年までは見られなかったそうです。
今年、一気に現れたようで、それも丁寧に雑草を取り除いた所に生えてきます。
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