赤紫色の木通
- 2019/04/21
- 21:00
峠の道路脇にアケビとよく似た形の赤紫色の花を見つけました。
ミツバアケビ(三葉木通、三葉通草)です。
きのう紹介したアケビとは違って花が濃い赤紫色です。
そして、小葉の数がアケビは5枚ですが、ミツバアケビはその名の通り3枚です。
葉っぱの縁に波状のギザギザがあります。アケビの葉っぱにはこのようなギザギザはありません。
雌花のほうが雄花より大きいのはアケビと同じです。
雌しべがバナナのような形をしていて、先端に粘液がついているのも同じです。
花弁に見えるガクは3枚のはずですが、小さな4枚目があるもの↑もありました。
こちらは雄花。6本の雄しべがミカンの房のような形をしています。
アケビの雄花と同じような形ですが、アケビより小さくて目立ちません。数は多いようです。
アケビ科の仲間は、日本を含む東アジアと南米チリにだけ分布するそうです。
なぜ、地球の反対側の2か所に分布するのか、不思議な仲間です。
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