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ヒメオドリコソウの戦略

いま、川沿いの土手に見られる花は、オオイヌノフグリとこのヒメオドリコソウです。


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オオイヌノフグリもヒメオドリコソウも、ともにヨーロッパ原産で、明治時代に日本に入ってきた植物。

つまり、江戸時代のこの季節には、土手にはあまり花はなかったと想像できます。


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ヒメオドリコソウの小さな花をアップすると…

上側の花びらの内側に、オレンジ色の4個の葯が見えます。この中に花粉が詰まっています。

蜜を吸おうとハチが頭を突っ込むと、頭の上に花粉がくっつくしくみになっています。

できれば、その証拠写真を撮りたいと思っているのですが、なかなかそのチャンスに出会えません。

そのうち、きっと…。


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ヒメオドリコソウの種子は、主にアリによって運ばれます。

種子の表面にエライオソームという物質がついていて、これがアリの大好物なんです。

アリがこれを巣に運んで行きます。つまり、種子は土の中に引っ張り込まれることになります。

アリはエライオソームだけを餌として食べます。

したがって、種子本体は食べられず、その場で発芽することになります。

ハチやアリを巧みに利用するヒメオドリコソウの戦略。素晴らしい。


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