春だけの出会い
- 2019/04/10
- 21:00
「うちの庭にアマナの花が咲いたよ。撮るかい」と言われてお邪魔しました。
でも、そこに咲いていたのはハナニラの花でした。
調べてみたら、ハナニラの別名がセイヨウアマナ。まんざら間違いでもありませんでした。
セイヨウというもののハナニラは南米(アルゼンチン)原産。
園芸植物として明治時代に日本にやって来たそうです。
繁殖力が旺盛で庭から逃げ出して、あちこちで野生化しています。
英語では「スプリング・スターフラワー」と呼ぶそうです。6枚の花びらが星を連想させます。
地上部が見られるのは春だけ。あとの季節は球根の状態で地下で過ごします。
ハナニラの花にビロードツリアブがやって来ました。
ホバリングが上手なアブですが、脚を思いっきり広げて花びらにつかまっています。
丸っこいからだに金色のもふもふの毛がとっても可愛いアブです。
長い口吻を花に突っ込んで一心不乱に吸蜜中。複眼が離れているので雌です。
ビロードツリアブの成虫は春にのみ現れます。
春だけの花と春だけのアブの「春だけの出会い」です。
↓1日1回ポチッとよろしくお願いします。大変励みになっています。
このブログの写真の無断使用をお断りします。
- 関連記事
スポンサーサイト