日本のチューリップ?
- 2019/03/30
- 21:00
小佐川沿いの桜並木の中に、私が勝手に標準木と決めているソメイヨシノがあります。
それが今朝、5輪以上花を開いていましたので、当地の桜の開花を宣言します^^
東京都心より9日遅れ、神戸より3日遅れの開花です。
さて、春の妖精と呼ばれる花がまだまだ続きます。
どこか洋風で園芸品種のようですが、落葉樹の林床などに生える日本の固有種。
ヒロハノアマナ(広葉の甘菜)です。牧野富太郎さんの命名と聞きました。
球根が甘くて食用にされるアマナに似ていて、葉っぱの幅が広いことからの命名です。
葉っぱの中央に白い線が入っているのが特徴です。
アマナの仲間は、以前はチューリップ属に入れられていたようです。
「これがチューリップの原種です!」と言われれば、そうかなと納得しそうな姿です。
環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
花びら6枚、雄しべが6本。雄しべの葯から花粉があふれています。
花粉を食べにやってきたのはハエの仲間。
からだの毛に花粉をつけていますので、花粉の運搬に一役買っているのでしょう。
種名がわかりません。胸部の背中側に縞模様があり、複眼が小さくて離れています。
イエバエの仲間のようですがスマートですし、フンバエの仲間のようなところもあるし・・・
ハエの分類は難しくて素人の手に負えません。どなたか詳しい方、教えてください。
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