雪なしの座禅草
- 2019/03/20
- 21:00
この冬は冬タイヤにしてよかったと思ったことがたった1回だけ。
雪かきも1回やっただけです。過去に記憶がないくらい雪の少ない今シーズンでした。
雪の少なさは植物たちにも大きな影響を及ぼしているようです。
昨年より2週間早くザゼンソウ(座禅草)が顔を出したと聞き、香美町村岡区大笹に行ってきました。
自生地は標高約700m、ハチ北スキー場の駐車場のすぐそばです。
スキー場のリフトは動いておりましたが、ザゼンソウ自生地にほとんど雪がありません。
ザゼンソウは開花するとき発熱をします。その温度は20℃以上にもなるそうです。
その熱でまわりの雪を溶かし、雪の間からポッコリ顔を出すというのが例年のいまごろの風景です。
ところが、今年はこの状態。春の陽射しが降り注いでいます。
ここは県指定の天然記念物になっていて、3000株が自生すると言われます。
しかし、いま見られる数はそれほど多くありませんし、まだ小さいです。
見頃はもう少し先だと思われます。
ザゼンソウは独特の匂いを発します。ヒトにはあまり好まれない匂いです。
この匂いでハエ類を誘います。
花の中に昆虫がいました。ハエの仲間のようですが、種類まではわかりません。
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