雌しべもあるのに雄花
- 2018/02/26
- 21:00
2月20日に紹介した「ふきのとう」をもう一度見に行ってみました。
6日前にはつぼみでしたが、花が咲いていました。新しく顔を出したふきのとうもありました。
フキは雌雄異株で、雄株と雌株がありますが、これは雄花の集まった雄株です。
隣のふきのとうも雄株、その隣も雄株、…10個のふきのとうがありましたが全部雄株でした。
ふきのとうは地下茎でつながっているので、1つの株から生じているのかもしれません。
アップしてみると…
星形の小さな可愛らしい花がたくさん集まっているのがわかります。
さらにアップしてみると…
こん棒のような形をしているのが雌しべ、その周りにへばりついているのが雄しべです。
雌しべも雄しべもそろっている両性花なのに、雌しべは不稔です。だから雄花です。
雄しべの葯でつくった白い花粉が雌しべの先にくっついています。
蜜を求めてやってきた昆虫に、この花粉をくっつきやすくするためです。
雌花をつける雌株がどこか近辺にあると思うのですが、まだ見つけられていません。
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