鴨の水浴び
- 2019/03/03
- 21:00
ヒドリガモです。よく見かけるメジャーなカモです。
頭が赤いのでヒドリ(緋鳥)。それにわざわざカモまでつけてヒドリガモ(緋鳥鴨)
何だか「馬から落ちて落馬した」的な、重複しているような命名です。
潜水はせず、こうやって水面に浮かぶ植物の葉っぱや種を食べています。
突然、1羽が水浴びを始めました。
からだをねじって、上側になったほうの翼で水面を激しく叩きます。水しぶきが上がります。
かなり激しい運動です。からだに付いた寄生虫や汚れを落としているのです。
羽の間にはけっこう寄生虫が棲んでいます。だって、虫にとっては羽毛布団の中ですから。
でも、カモにとっては迷惑です。からだを清潔に保たなくっちゃいけません。
きっと我々がシャワーを浴びているような感覚なのでしょう。気持ちがいいのだと思います。
1羽が始めると伝染するかのように、他の個体もバタバタやり始めたりします。
あちこちで水しぶきが上がります。
しばらく水しぶきを上げた後、からだをねじらず、こうして垂直に伸び上がって翼をバタバタ。
今度は水しぶきを上げません。むしろ水滴を落として、羽の間に空気を入れているようです。
これが水浴びの最後の段階。
あと1か月くらいで北に旅立ちます。
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