細くて扁平な虻
- 2019/02/27
- 21:00
きのうのセリバオウレンに来たホソヒラタアブ(細扁虻)の続きです。
ヒラタアブって平田さんが発見したのでそう呼ぶのだと思い込んでいました。
腹部が扁平なので、平たいアブの意味なのだそうです。
ホソヒラタアブはさらに腹部が細いから、細い平たいアブ。早い話が頭でっかち。
アブは双翅目。つまり、羽が2枚です。したがって、ハチの仲間ではなくて、ハエの仲間です。
でも、ハチと勘違いして刺されるのではないかと心配する人がいます。
裏返せば、それはアブの擬態が成功しているということです。
ヒラタアブの仲間は成虫で越冬します。
だから冬でも、天気が良くて気温が高ければこうして活動できるわけです。
蜜も食べるのだと思いますが、これはセリバオウレンの雄花です。
前脚で雄しべの葯を抱えるようにして花粉を舐めとっています。
ソフトクリームを両手で持って大事そうに食べる子どものようです。
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