先駆者、万作
- 2019/02/21
- 21:00
初めて常設の寄席を開いたのは、岡本万作さんという上方の噺家さんです。
いまから約220年前、上方の噺家さんなのに江戸の神田に寄席を開いたのです。
その寄席には、自分も出演するのですが、仲間の噺家さんも色物の芸人さんも出演していました。
でも、なんでわざわざ江戸で開設したのでしょう?
現代とちがって、当時は上方弁が江戸では通じにくかったでしょうし、上方の笑いを受け入れてもらうのはなかなか難しかっただろうと想像します。
冷たい雨に打たれるマンサク(満作、万作)の花を見ながら、寄席の先駆者・岡本万作さんのことをふと考えただけです。
黄色い縮れたリボンのような花びらが4枚。紫がかった赤色のガクが4枚。
奇抜な色と形の花です。この色の組み合わせをハエが好むのだそうです。
2月でも、少し温かい日にはハエが活動を始めますので、ハエに花粉を運ばせる作戦です。
春の花の先駆者は、この奇抜な形と色でハエにアピールしています。
岡本万作さんは、どんなアイディアで江戸のお客さまにアピールしたのでしょう。
そのテクニックを知りたいのですが、詳しいことはわかりません。
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