赤い果実・その14
- 2019/01/16
- 21:00
昨年の1月16日、この「FC2ブログ」に移ってきて、丸1年が経ちました。
1年間、毎日アップを目標にやってきて、何とか目標達成です!
エライ! とりあえず自分で自分を褒めておきます。^^
これからも、植物、昆虫、鳥など、毎日1種類の生きものに注目していきたいと思います。
2年目に再び登場する生きものもあるかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
さて、きょうは雑木林の中で見つけたアオキの果実です。
常緑ですので、葉っぱはもちろん緑色、枝も緑色。だからアオキ。
でも、果実は赤色です。色合いはリンゴの果実とよく似ています。
雌雄異株なので、果実ができるのは雌株です。
果実は11月~翌年の5月くらいまで結構長くついています。
花期が3~4月ですから、花が咲いても、前年の果実がついているわけです。
果実の大きさは2cm近くあります。ナンテンやセンリョウより大きくて目立ちます。
でも、この果実の中の種子がまた大きいのです。大きな種子が1個どーんと入っています。
つまり、果肉がほとんどないのです。リンゴとはずいぶん違います。
鳥の立場からすれば、アオキの果実は食えるところの少ない「ケチな実」ということになります。
そのため、他に食べられる餌があるうちは、鳥たちはアオキには目もくれないわけです。
餌が不足したときに、やっとヒヨドリやツグミが食べに来てくれます。
それをひたすら待っているアオキ。
それが果実が長くついている理由ではないかと、僕は想像しています。
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