赤い果実・その11
- 2019/01/04
- 21:00
きのうのセンリョウに続いて、きょうはマンリョウです。
センリョウは葉っぱの上に、マンリョウは葉っぱの下に赤い果実をつけます。
センリョウよりたくさん果実がつくのでマンリョウだそうです。
ということは、センリョウが先でマンリョウは後ということになりますが、ホントかしら。
雪が似合うといっても、これはちょっと雪が多すぎました。
正月の縁起物で、センリョウ、マンリョウと言われるので、同じ仲間かと思いやすいのですが、
マンリョウはセンリョウ科ではなくてサクラソウ科の植物です。
これくらいの雪がいいですね。
マンリョウの葉っぱは縁がギザギザになっていて膨らんだ部分があります。
ここに葉粒菌という細菌が共生しています。
マメ科植物の根に棲む根粒菌と同じように、葉粒菌は葉っぱに棲んで窒素固定をしています。
この葉粒菌が葉っぱから果実や種子にも移動し、代々受け継がれていきます。
マンリョウが痩せた土地でも成長しやすいのは、この葉粒菌のおかげなのです。
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