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ガタロ商を営む

「河川に埋没したる廃品を回収して生計を立つ」というのが上方落語「代書屋」のガタロ。
本来は、ガタロ(河太郎)は河童のことです。
この河童で町おこしをしておられるのが、兵庫県福崎町。

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『遠野物語』で有名な柳田國男さんの生家や博物館の近くの「辻川山公園」。
ここの池から突然ガタロが現れます。
気の弱い子どもなら泣き出すのではないかと思えるような迫力です。

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元々は黒かったと思われるボサボサに伸びた髪の毛に緑色の藻が付いていて、妙にリアル。
両側の小さいガタロが手に持っているのが尻小玉。
ヒトのお尻にあるとされる架空の臓器です。
これをガタロに抜かれると、死んでしまったり、力が抜け落ちたりしてしまいます。

IMG_0487.jpg

毎時0分、15分、30分、45分に顔を出してくれます。
時間には正確な妖怪さんです。ガタロ商ならぬ、ガタロ・ショーでした。^^
花の少ないこの季節、たまにはこんな写真もいいかな。

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丹馬

Author:丹馬
落語と授業の合い間に生き物を中心とした写真を撮っています。
兵庫県の北部・中部がおもなフィールドです。

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